[이솝우화] 돌팔이 의사 🧑‍⚕️ THE QUACK DOCTOR🧑‍⚕️ にせ医者（いしゃ）

어떤 사람이 병에 걸려 자리에 누워 있었다.
그는 여러 의사들에게 진찰을 받았는데, 거의 모든 의사들이 “생명에는 지장이 없지만, 병이 오래 갈 것”이라고 말했다.
하지만 마지막으로 찾아온 한 의사는 달랐다. 그는 환자에게 말했다.
“당신은 하루도 못 버틸 겁니다. 유감이지만 손쓸 방법이 없어요.”

그러나 놀랍게도 환자는 며칠 뒤 병상에서 일어나 밖을 산책할 정도로 회복했다.
그는 여전히 창백했지만 건강을 되찾았다.

산책 도중, 그는 자신이 곧 죽을 거라고 예언했던 의사를 마주쳤다.
“어머나, 당신은 틀림없이 저세상에서 갓 돌아온 모양이군요.
그곳의 고인들은 어떻게 지내던가요?”
의사가 비꼬듯 묻자 환자가 대답했다.

“그들은 ‘망각의 물’을 마셔 세상 근심을 모두 잊고 잘 지내고 있더군요.
그런데 내가 떠나기 전, 저승의 관리들이 의사들을 모두 기소하려 하고 있었어요.
그 이유는 병든 사람을 자연스럽게 죽게 두지 않고 억지로 살려두려 하기 때문이었죠.
당신도 그 명단에 올랐지만, 내가 ‘그 사람은 의사가 아니라 사기꾼’이라고 말해줘서 제외되었답니다.”

⚖️ 교훈:
아는 체하며 허풍을 떠는 자는 언젠가 스스로 드러난다.

 

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THE QUACK DOCTOR

A certain man fell sick and took to his bed. He consulted a number of
doctors from time to time, and they all, with one exception, told him
that his life was in no immediate danger, but that his illness would
probably last a considerable time. The one who took a different view
of his case, who was also the last to be consulted, bade him prepare
for the worst: "You have not twenty-four hours to live," said he, "and
I fear I can do nothing." As it turned out, however, he was quite
wrong; for at the end of a few days the sick man quitted his bed and
took a walk abroad, looking, it is true, as pale as a ghost. In the
course of his walk he met the Doctor who had prophesied his death.
"Dear me," said the latter, "how do you do? You are fresh from the
other world, no doubt. Pray, how are our departed friends getting on
there?" "Most comfortably," replied the other, "for they have drunk
the water of oblivion, and have forgotten all the troubles of life. By
the way, just before I left, the authorities were making arrangements
to prosecute all the doctors, because they won't let sick men die in
the course of nature, but use their arts to keep them alive. They were
going to charge you along with the rest, till I assured them that you
were no doctor, but a mere impostor."

 

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🧑‍⚕️ にせ医者（いしゃ）

ある男が病気になり、寝込んでしまいました。
彼は何人もの医者に診てもらいましたが、ほとんどの医者はこう言いました。
「命の危険はありません。ただし、回復には時間がかかるでしょう。」

ところが最後に来た一人の医者だけは違いました。
「あなたは24時間も生きられません。
残念ですが手の施しようがありません。」

しかしその予言は完全に外れました。
数日後、男はすっかり回復して外を歩けるほどになりました。
まだ顔色は青白かったものの、元気を取り戻していました。

散歩の途中、彼は自分に“死の宣告”した医者にばったり出会いました。
「おやおや、あの世から帰ってきたばかりですね。
向こうの亡くなった人たちはどうしていますか？」と医者が冗談めかして尋ねました。

男はにっこり笑って言いました。
「彼らは『忘却の水』を飲んで、この世の悩みをすっかり忘れて幸せに暮らしていますよ。
ところで、あの世では医者たちを訴える準備をしていました。
病人を自然のままに死なせず、無理やり生かそうとするからだそうです。
あなたも訴えられるところでしたが、私は“あなたは医者ではなくただの詐欺師だ”と伝えておきましたよ。」

⚖️ 教訓:
うそつきや見せかけの知恵者は、いずれ正体を見破られる。